イジンデン コラム 第36廻

赤デッキで戦う3弾環境

イジンデンプレイヤーの皆さんこんにちは。
初期赤カードコンセプトデザイナーのカナイセイジです。
もうすぐ4弾発売とのことで、新カードに期待が高まりますね!

前回のコラムから少し間が空いてしまいましたが、3弾環境の最後に、「それでも赤単を使いたい!」という方のためのデッキを考えてみました。
赤単と言えば、《織田信長》のようなカードで可能な限り早く相手を倒しきるアグロタイプのデッキが現在でも十分な活躍をしていますが、攻撃キャンセルマホウがガーディアンになっていたときのような不確定要素は怖いもの。そこで、そういった条件をなるべく気にせずに勝てるようなデッキを目指します。

赤の武器

現状の環境に対して、赤が持っている武器は大まかに以下のようなものかと思います。

・超速アタッカー《源義経》/《織田信長》ほか
先手1ターン目からガーディアンを削れる《源義経》は、《円形闘技場》へのプレッシャーとなり得ます。
また、現環境で人気のカードの多くと1対2以上の相討ちを狙える《織田信長》は、現環境でも強力なアタッカーでしょう。

・《石田三成》の決起ループ
2弾環境でその強さを発揮していた《石田三成》の決起ループコンボは、今でも十分に強力です。ただ、フィニッシュの形(コンボで多くの即応イジンを並べて飽和攻撃)が《テンペスト》や《タイムディレイション》を抜けられないという懸念点があります。

・トリプルプレッシャー
これまであまり注目されていませんが、3体ブロックを強要するトリプルプレッシャーは十分にフィニッシュ能力をもちます。

・《チャンピオン》という回避能力
現在においても、ワンショットデッキで活躍を続ける赤の特別なマホウです。イジンを回避する能力はそのままでも強力ですが、できればガーディアンも機能不全にしてから使いたいところです。

・ドローと直接除去
前回のコラムでも触れましたが、《ロイヤリティ》は手札破壊で失われたリソースを取り戻せる可能性があります。
また、《バレット》や《デスペラード》、《スペクター》のように、赤にはイジンやガーディアンを直接狙える効果があります。

・《サンダーボルト》
マリョクの消費が激しく、その後にマリョク総量の差はできますが、相手の盤面に大きな影響を与えられる《サンダーボルト》は切り札たりえる存在です。

赤に足りないもの

・ワンショットのパーツ
ワンショットデッキの核たる、ガーディアンをブロックできなくさせる能力をもつカードたちです。
《マリー・アントワネット》《エイブラハム・リンカン》を、前述の「トリプルプレッシャー」で補おうというのがコンセプトです。

・《徳川吉宗》
《円形闘技場》のカウンターとなり得る黄のスタンド持ちイジンです。
《円形闘技場》対策は即応イジンによる早い攻撃となります。

以上を考えあわせて、作ったデッキが以下になります。


イジン20枚
織田信長           4
クレオパトラ         2
源義経            3
北条政子           3
ガイウス・ユリウス・カエサル 2
石田三成           4
ジョージ・スチーブンソン   2

マホウ10
ロイヤリティ         3
デスペラード         1
バレット           2
チャンピオン         2
サモン            1
サンダーボルト        1

マリョク10
レッドオーブ         3
喜びの種           4
オブシディアン        3


・《源義経》
速攻でガーディアンを削れる可能性があることはもちろん、《ロイヤリティ》《バレット》のコストにもなり、さらにマホウの消費マリョクにもなる活躍が見込めます。。
スピードはやや落ちますが、ダブルプレッシャー付与とブロックのある《栄西》も選択肢ではあります。

・《北条政子》
徴募デッキの先鋒となるカード、特に《鑑真》をしとめに行くためのイジンです。その他のシステムイジン撃破もできます。
1枚で対応範囲の広い《イーライ・ホイットニー》でもよいのですが、重量級カードや多用するマホウとの相性が今一つなため、上記採用しています(今後の採用カードにパワー3000が多くなるなら変更になるでしょう)。

・《ジョージ・スチーブンソン》
決起ループの潤滑油となるカードです。種で配置した裏向きカードをオーブなどに変え、加速と決起両方のサポートができます。

・《織田信長》
フィニッシャーとして並べるのではなく、即ガーディアンを削るための攻撃に使います。トリプルプレッシャー+《チャンピオン》のコンボのために、ガーディアンを2枚まで削るのが目的です(もちろん、相手のデッキタイプによっては決起で並べて突撃ということにもなるでしょう)。

・《クレオパトラ》
《森閑たる離宮》《円形闘技場》および緑のハイケイコンボなどを止めるためのイジンです。

・《ガイウス・ユリウス・カエサル》
このデッキの真のフィニッシャーです。《源義経》や《織田信長》でガーディアンを2体以下に削ることができれば、《チャンピオン》で必勝です。

本当はカエサルに即応を付けたいところですが、必要なパーツが多い(《髭切》+《武者の蔵》など)ため今回は断念しています。
義経と信長を惜しみなく攻撃させてとにかくガーディアンを削り、円形闘技場の頭を押さえつつカエサル+チャンピオンの攻撃チャンスを待ちます。
混色しないぶん安定性は高いですが、他色の強カードを入れる余地も無くなるため、どうしても赤単で遊んでやる!という方のためのデッキです。オブシディアンでコスト7にアクセスしやすくなったのは、これまでなかなか出せなかったコストの大きいイジンへの追い風でしたね。


間もなく4弾発売で新たなカードが追加され、戦術も変化していくと思いますが、これからもイジンデンを楽しんでいきましょう!

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