これで各プレイヤーのエンディングは終了となります。お疲れ様でした。あなた達の目標が叶ったか否かなど、あるとは思いますが、ゲームのエンディングに正解はありません。大事なのは、あなた達が紡いだこの物語が生まれたことです。

これ以降の感想戦を自由にお楽しみください。全てのカードをみんなで確認したり、各キャラクターシートの「目標」や「秘密」を発表し、どんなキャラクターだったかを説明していくのがおすすめです。

また、TwitterなどのSNSに感想を書いて頂ける場合は、未プレイの方へネタバレのないようご配慮をお願いいたします。　その際、ご一緒に使っていただくための公式画像をご準備致しました。以下のURLから担当キャラクターの画像をダウンロードして、ぜひ #体験ミステリーゲーム と一緒に使ってください。

クリアカード

■真相解説

『ギフトサマー』をプレイして頂きありがとうございました。こちらでは真相に関する推理動線を説明させて頂きます。本作はミステリー的な推理要素の「さすけの居場所」と、謎解きゲーム的な推理要素の「宝の地図が導く場所」の二つの「謎」を解き明かすことが主題となっていました。

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●さすけの居場所

正解は「自然公園」です。《さすけ》は、自然公園内にある「天文台」にて待っています。それを知っているのは《しのぶ》だけでした。《しのぶ》が知っていると気付くために、いくつかの情報があります。

・《たつひこ》シナリオ：葬儀場に向かう道中《しのぶ》と出会い「葬儀場は反対だよ」と教えて一緒に向かった。

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地図を確認すると《しのぶ》は、葬儀場から離れるように移動していることになる。一度、葬儀場に寄った可能性が予想できる。

・《たつひこ》追加シナリオ：葬儀場に向かう途中、《しのぶ》に会った際、何かを読んでいる気もしたんだけど～

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《しのぶ》が手紙らしきものを持っていたため、それを捨て　　た可能性がある。

・追加シナリオ：え……人の手紙を勝手に？ よくないと思うけど……

↓

《しのぶ》のセリフ。封筒を見ただけで《しのぶ》はそれを「手紙」と特定している。手紙の可能性はあるが、必ずしも手紙だとは限らない。

・追加シナリオ：葬儀場から南に向かった一本道の途中で拾ったそうだ。

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川を調査した人物の移動経路を確認すると、南の一本道は通っていないはず。そのため、その人物は除外できる（ただし、《たつひこ》が集合時間に行く際にはその道を通っているため《たつひこ》が川を調査していれば、除外はできない）。

このような要素を鑑みると、《しのぶ》が手紙を捨てた人物ではないかと疑えます。これを踏まえて《さすけ》の居場所を考えていきます。

・手紙の文面：夕陽が綺麗な場所

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屋内ではないことがわかる。カフェが２年前にできた情報と、《ねね》の記憶と照らし合わせることができると「カフェ」ではないことがわかる。

・《そうま》追加シナリオ：「小学校」の屋上とか？　「自然公園」には展望台があった気がするな……。

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《そうま》の予想としては「小学校」か「自然公園」が思いつく。

・《ねね》追加シナリオ：確か小学校からそれほど遠くない場所だったと思うけど思い出せない。

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「あの日」というのが「卒業式」のことを指し示すのであれば、《ねね》の記憶としては「小学校」ではない。

・《しのぶ》調査：「自然公園」を調査している

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《しのぶ》が手紙を捨てた人物だとすれば、彼女が最初に調査した「自然公園」が怪しいと予想できる。

　これらの要素から「自然公園」が怪しいと予想でき、《しのぶ》以外のプレイヤーのうち２票が入れば最多票となります。

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●宝の地図が導く場所

正解は「小学校」です。宝の地図の場所を調べていくと、４箇所に問題が記載されています。まずはそれらの問題を解いていきます。

★回答は全て地図記号が影響している。

・郵便局→てがみ（方角記号、東で『ひ が し』。「ひんど」が「しんど」となる。

「テスト→ミスト」は「テがミ」になっていて、郵便局の記号であることから「てがみ」。）

・交番→こうちょう（交番の地図記号が「×」。漢字を入れ替える）

・病院→ふびょうどう（「ふ どう」に「びょうin」で「ふびょうどう」）

・寺→けっかい（寺の地図記号を利用。真ん中を中心に見る）

※なお、《たつひこ》はこの解答を全て知っている。

　４つの問題を答えると「てがみ」「けっかい」「こうちょう」「ふびょうどう」の４のワードが見つかります。ここでいったん、地図に戻ると、四隅に●と〇の記載があります。それらは下記のようになります。

〇●〇

〇●〇〇

●〇〇〇〇

〇〇〇●〇〇

　ここに先程のワードを当てはめてみましょう。

〇●〇

てがみ

〇●〇〇

けっかい

●〇〇〇〇

こうちょう

〇〇〇●〇〇

ふびょうどう

●の部分を抜き出すことで「が」「っ」「こ」「う」となり、地図上に存在する学校は「小学校」しかないため、答えは「小学校」になります。《たつひこ》以外のプレイヤーのうち２票が入れば最多票となります。

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これで真相解説を終了します。ただし、ゲームの性質上、全ての情報が公開されるとは限りません。従って、必ずこの結果になるわけではないことをご了承ください。

　最後に本作の登場人物の１人でもある《たつひこ》が登場する二人用マーダーミステリー『クマコインワンダーランド』という作品が、マダミスアプリ「ウズ」にてプレイ可能となっています。《たつひこ》の小学生時代のエピソードになります、ぜひ遊んでみてください。

※遊ぶためにはマダミスアプリ「ウズ」をインストールする必要があります。

https://www.uzu-app.com/scenarios/id/211?scenarioId=211

■タイトル：クマコインワンダーランド

プレイ人数：２人

プレイ時間：70分

ジャンル：２人用協力型マーダーミステリー

ゲームデザイン・シナリオ：木皿儀隼一

イラスト：竹内ユタケ

プレイ料金：無料（2022年12月現在）

●あらすじ

どうやら不思議な「ワンダーランド」という世界に訪れてしまった少年タツヒコ。そこで出会った小汚いクマのぬいぐるみのクマコ。元の世界に戻るために、二人は女王様に相談する。そこで出された問題にクリアすることで元の世界に戻ることができる……らしい。タイムリミットは日没！

幼い２人が難題に挑む凸凹ファンタジーミステリー。協力してタツヒコを元の世界に戻してあげよう。