ねねA ねねエンディング1
※《ねね》が読み上げる。
私は帰宅する途中、他の人から隠れるように《さすけ》と二人きりになる。私はあの日伝えられなかった言葉を告げ、それを飲み込んだ《さすけ》はあの日の突然の行動を謝罪してくれた。3年越しに解けたわだかまりのおかげか、自然と笑顔がこぼれていた。
今回の短い冒険を経て、私は東京の高校に行く決意を固めた。《そうま》と離れるのは寂しいけど……こうやって《さすけ》と会えたように、またすぐに会うことができるよね! という根拠の無い自信があったからだ。
(実際、《そうま》は東京の高校から推薦を受け、二人は東京で暮らすことになります)
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