トレーディングカードイジンデンの魅力とは

ダイソー初のオリジナルトレーディングカードゲーム「蟲神器」に続く「イジンデン」は、歴史上で活躍した偉人たちがカードとなって登場します。本格的なゲーム性、チョイスされる偉人たちのラインナップなどが話題を呼び、トレカユーザーだけではなく、歴史好きな層にも普及し始めています。

◆史実を学ぶことができる

 イジンデンに登場するイジンカードでは、一般的なカードゲームにおけるフレーバーテキストという部分に、その偉人の紹介文を掲載しています。その文字は大変細かく、他のカードゲームとは一線を画しています。 紹介文の内容は歴史監修を担当している「早稲田大学歴史文化研究会」が作成しており、その偉人がどんなことをしてきたかを知ることができます。自然とエデュケーション要素を備えています。

◆本格的でスリリングなゲーム性

 魔力を貯め、そこからイジンカードやハイケイカードなどを戦場に配置し、自身の戦力を高め、戦況を有利に進めていきます。オーソドックスであり効果の組み合わせ(コンボ)を手軽に楽しめる反面、プレイの選択肢は多岐にわたるため、どのカードを選べばよいかと頭を悩ませる、しっかりとした戦略性を備えています。 また、マリョクカードというカードゲームのリソース部分に発展性を備えることで、スピード感のあるスリリングなプレイ体験を可能にしています。

◆コンセプトデザイナーという概念

 各スターターセットは、数々のボードゲームを制作しているゲームデザイナーを招致し、コンセプトから制作しています。これまでにカナイセイジ氏、上杉真人氏、常時次人氏といった世界で活躍するボードゲームデザイナー達が参加しています。 スターターセットが制作されるたび、独自のコンセプトが取り込まれ、新しいゲーム性が生み出されてきました。今後もこうした流れで、新しい発展を続けていくことが期待できます。


〜おすすめコメント〜

遊びながら偉人と出会う

イジンデンは、世界中の偉人をテーマとしたカードゲームです。源義経の「剣術」、紫式部の「執筆」、コロンブスの「航海」をはじめ、登場する全ての偉人が異なった能力を持っています。巨大古墳や凱旋門など、偉人をサポートするカードも駆使して勝利を目指します。大人も子どもも夢中になれる、本格的なゲームシステムが魅力です。

イジンデンでは、芸術家レオナルド・ダ・ヴィンチ、音楽家モーツァルト、思想家モンテスキューなど、世界の偉人も登場します。日本の戦国武将や幕末の剣豪に偏らず、世界中の、様々なジャンルの偉人を知ることができるのも、魅力の一つです。

イジンデンで遊んでいると、初めて名前を聞く偉人との出会いがあります。偉人の名前を呼び、共に戦っていると、人物のイメージを得ることができます。イメージが持てると、彼らの成した偉業について学んだ時、理解の助けとなります。イメージを持って理解することは、歴史の学習においてとても大切なことです。
イジンデンで遊んでから、歴史の本や教科書をめくり、博物館や史跡を訪ねましょう。共に戦った偉人たちが、自らの成した偉業について、語りかけてくれるはずです。

長谷健生 
(はせけんき)

岐阜県各務原市歴史民俗資料館学芸員。主な共著は、NHK大河ドラマ歴史ハンドブック『どうする家康 徹底解説・関ヶ原の戦い編』(2023年、NHK出版)、『中世東海の黎明と鎌倉幕府』(2024年、吉川弘文館)など。「林修の今知りたいでしょ!」(テレビ朝日)出演。朝日カルチャーセンターで戦国時代、城郭、街道交通等に関する講座の講師を務める。関ケ原研究会会員。好きなイジンデンのカードは「孔子」。

カードの形をした歴史の教科書

『イシダさん! この前ブースターパックを買ったら、ピョートル大帝が出たんだよ!』ある日、私が主催するイジンデンの公認大会にて、小学2年生の子が目を輝かせながら教えてくれました。

イジンデンはカードの形をした歴史の教科書です。
イジンデンに親しめば親しむほど、歴史に関する知識が不思議なくらい頭に入ってきます。歴史学習において大切なことは、事象と事象を関連付けることです。受験やテストに備えて歴史の勉強をする場合でも、ただ単語を覚えるだけでは、よい結果につながりません。歴史が得意な人は、点と点を結びつけて構造的に事象を理解しています。

例えば、『源頼朝』という人物を覚えることにします。妻の『北条政子』や弟の『源義経』、ブレーンの一人『大江広元』も関連付けて覚えれば、鎌倉時代初期の歴史をより深く理解することができます。イジンデンは、よく計算された学習コンテンツなのです。

イジンデンにはプログラミング学習としての側面もあります。私は小学4年生の息子とイジンデンを楽しんでおり、イジンデンの教育的効果を実感しています。お子さんをおもちの方も、そうでない方も、イジンデンを手に取り、『歴史を素材とした知的カードゲームの世界』に触れて頂けたらと思います。

イシダシャチホコさん親子

教育職。
名古屋大学大学院人文学研究科東洋史学専攻修士課程修了後、教職に就き、現在も教育機関にて多くの子どもたちを指導している。趣味はカードゲームと筋トレ。小学生の息子と一緒にイジンデンを楽しむ。息子も歴史に興味を示していることに喜びを感じ、親子で史跡巡りを計画している。好きなイジンデンのカードは「親鸞」。

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