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イジンデン コラム 第13廻
第二弾の「航海」関連カード
イジンデンを遊んでくださっている皆さん、こんにちは。
ゲームデザイナーの上杉真人です。
イジンデンの第二弾のスターターセットとブースターパックが発売されました。
今回の記事では予定を変更して、第二弾のカードのうち、航海者たちに関連する新たなカードについてご紹介します。
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《ピョートル大帝》は、航海者デッキにとって第二弾の目玉となるカードの一つです。
ダブルプレッシャーを持ち、「航海」を持つイジンがいればパワー7000にもなります。
新能力である「徴募」では、アタッカーが破壊されたあとに手札や墓地からイジンを戦場におけるため、「航海」を持つイジンたちでアタックを続けやすくなります。
特に、アタッカーになったときに自分を破壊する《鑑真》と組み合わせると、ドローしながら確実に「徴募」を実行できます。
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《日蓮》は新たな「航海」持ちのイジンで、相手の手札を見てマホウを墓地に置く効果です。
アタッカーになったときだけでなく、破壊されたときにも同じ効果を発揮するため、相手からすると対処が非常に難しいカードです。
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《山田長政》も「航海」持ちのイジンで、相手のイジンにブロックを強制する効果です。
自分よりパワーが低い起きているイジンを選べば除去できますし、他の「航海」持ちのイジンを擬似的に守りながらアタックすることもできます。
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《ガレオン船》はレベル6のハイケイで、その高いレベルに見合った強力な能力を持っています。
「航海」を持つイジンを置くとイジン召喚権が+1されるので、イジンを連続して高速展開することが可能になります。
一方で、その効果を存分に使うと手札の消費が激しくなるので、「航海」でドローできるイジンを配置して手札を補充することで真価を発揮するでしょう。
さらにイジンに装備すれば、「航海」するたびに墓地のレベル3以下のイジンを戦場に置けるようになり、一層の展開力を見せます。
第二弾が加わったことで、これまで以上に多彩なカードがゲームに登場しました。
今回紹介したカード以外にも、一見そうは見えないようなカードが意外な組み合わせで輝くこともあるので、ぜひ様々なデッキを試してみてください。