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イジンデン コラム 第31廻
第三弾の「航海」関連カード
イジンデンを遊んでくださっている皆さん、こんにちは。
青のコンセプトデザイナーの上杉真人です
今年6月にイジンデンの第三弾が発売されました。
第三弾では多数の「航海」関連カードが収録され、デッキをさらに強化できるようになりました!
この記事では、第三弾の青の「航海」関連カードを紹介していきます。
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《エンリケ航海王子》はこの弾の「航海」の目玉と言ってもよいSRのイジンです。
これまでは基本的に「召喚して次のターンにアタックする」ことでしか発動できなかった「航海」能力を、召喚して即座に発動できるようになる能力を持っています。
これによって様々な強力な「航海」能力を1ターン早く、かつ安全に発動できるようになります。
ただし《エンリケ航海王子》自身もレベル7というサイズで、その能力を発動するには次のターンのメインフェイズの開始を待たなければなりません。
能力を最大限に活用するためには、無理なく着地させられるよう盤面を固めたり、魔力加速と組み合わせて早期の召喚を狙うなどの作戦が求められるでしょう。
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《バルトロメウ=ディアス》は戦場のイジンやハイケイを手札に戻すという「航海」能力を持つイジンです。
アタック時に危険がつきまとう「航海」能力ですが、相手のイジンを手札に戻すことでブロッカーを排除しながらアタックすることができます。
上で紹介した《エンリケ航海王子》と組み合わせると召喚時に自分自身を手札に戻せるようになり、さらに第二弾の《ガレオン船》が戦場にあればイジン召喚権も補充してくれます。
これだけでは《バルトロメウ=ディアス》が手札と戦場を行ったり来たりするだけですが、これを起点にしてもう1枚カードを足すことで強力なコンボを実現することができるでしょう。
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《アダム=ラクスマン》は一風変わったイジンで、能力によって「航海」イジンが戦場を離れたときに、手札からレベル3以下のイジンを戦場に置けるという能力を持ちます。
相手の能力によって自分の「航海」イジンが除去されたときにカバーできる他、第二弾の《日蓮》が手札に戻ってしまうときのテンポの損失を軽減したりもできます。
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《大黒屋光太夫》は相手の魔力ゾーンの裏のカードと自分自身を手札に戻すという「航海」能力を持つイジンです。
上で紹介した《アダム=ラクスマン》と組み合わせれば、繰り返し相手の魔力を減らしながら自分は戦場に戻ってくることもできます。
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《ニコライ=レザノフ》は相手のガーディアンにブロックされた「ブロック+」持ちのイジンを起こす能力を持つイジンです。
「航海」デッキは能力を発動させるためにアタックしなければならない場面が多く、防御が手薄になりがちです。このイジンによって攻めながら守ることも可能になります。
自分のイジンに「ブロック+」を与える《永遠の帝都》や第一弾の《孔子》と一緒に使えば、より強く攻防を一体にすることもできるでしょう。
今回の記事では、第三段でさらに増えた「航海」に関連する青のカードをご紹介しました。
次回の記事では、「航海」関連の青以外のカードをご紹介する予定です。