イジンデン コラム 第34廻
マリョクカードは何枚いれる?(混色編)
皆さん、デッキのマリョクダイエットは順調ですか?
デッキのマリョク減らしたい党の常時次人です。
前回はちょっと極端なマリョクの決め方を紹介しましたが、単純のために単色デッキをイメージして話をしていました。
一方で混色デッキは各色のマリョクを最低1枚引いてこないと、カードを有効に使うことができないです。ちょっと話が変わります。
理想的な回り方をするには初期手札に1枚以上欲しいところです。
ここで、以前紹介した赤紫デッキを見ますと…
https://www.daiso-syuppan.com/public/ijinden-29/
紫マリョクが7枚、赤マリョクが4枚入っています。
これをもとに初期手札で計算すると、紫マリョクがある確率は77.1%、赤は50.7%となり、同時に満たす確率は36%程度になります。マリガンを考慮しても60%程度でしか要件を満たしません。流石にこれはマズそうですね(苦笑)
しかしこれには別の事情があります。
【デッキ構築からマリョクを減らしやすくする】
このデッキ、「初期デッキには紫のマリョクだけあればいい」と思って構築されているのです。これならば考え方は単色デッキに近く、マリガンを考慮すれば93%大丈夫です。
混色デッキなのに、なぜ赤はなくてもいいの???
当然の疑問だと思います。
例えば、紫赤で赤と紫のマリョク以外の枚数がほぼ同等かつ役割が近い場合は、やっぱりどちらも欲しいのです。両方のマリョクを7枚等にするとよいかもしれません。
しかし、紹介したデッキに入っている赤カードは「イーライ・ホイットニー」「サンダーボルト」の合計6枚のみ。特にサンダーボルトがゲーム初期で打てる必要はほぼありません。なので、赤はゲームを進めてカードを追加で引いたり、自分のガーディアンが少し割れたりした後に1枚くればいいのです。
このように混色であっても、メインカラーを決めて役割を明白にすることで単色に近いマリョクダイエットが可能になります。マリョクを減らすコツです。
【デッキに合わせたマリョクの枚数】
「1枚出したらあとは裏向きカードでもよい」という方式を読み替えると「1ターン目に2レベル、2ターン目に3レベルでもよい」という意味でもあります。
(例外を除き、マリョクカードは2レベルであるという前提です。)
つまり2ターン目に4レベルのカードを使うことで立ち上がりが大きく変わる場合は、やはりマリョクは多く入れるべきでしょう。
・デッキに必要な最大レベルはいくつなのか。
・そのレベル(あるいはその他の重要なレベル)にいつ到達したいのか
このあたりを考慮し、ダイエットのし過ぎには注意しましょう。
また、混色の場合は各色のマリョクを減らしてもトータル枚数はどうしても多くなるので、2ターン目4レベルは自然に目指しやすくなります。レベル事情に対してはトータルマリョク枚数で考えられるので各色にあまりこだわらなくてもOKです。
さて、2回にわたりマリョクの枚数を減らしたい話をつらつらとかいてきました。
「マリョク過多」を避けたいというのももちろんですが、イジンデンには魅力的なカードがたくさんあり、マリョクを入れるスペースがなくなるのが一番の理由です(笑)
ということで、今日も私のマリョクカードはギリギリを狙います。
皆様のデッキ構築の参考に少しでもなれば幸いです。